バンアパ熱
皆様お久しぶりです。
ツイッターランドブログ部幽霊部員の坂星です。
僕のことをよく知っている方ならご存知かもしれませんが、学生の時からthe band apartというバンドが好きで、新譜販売のニュースがあるたびにレコード屋に買いに走っています。
新譜「Memories to Go」レコ発ツアーも始まっているので、今日はそのことについて色々書いてみたいと思います。
■最初に買ったアルバム
バンアパ(the band apart)はボーカル&ギターの荒井岳史さん、ギターの川崎亘一さん、ベース&コーラスの原昌和さん、ドラムの小暮栄一さんからなる4人編成のバンドです、1998年にデビューされたみたいですね。
僕がこのバンドを知ったのは昔あった「HUNG OUT!」というインディーズバンドを紹介する番組で流れていた「fool proof」という曲からなのですが、一度聴いたときから楽曲の虜になりました。ちなみにthe band apartという名前はクエンティーン・タランティーノの映画スタジオ"A Band Apart"に由来するそうです。
最初に買ったのは12cmシングルの「fool proof」で、主題曲以外に3曲のカップリングが入っていたのですが、その中の「disappearing man」は今でも繰り返し聴いているぐらいのお気に入りだったりします。
■好きなナンバー
バンアパ聴いたことがない人に向けて是非聴いてみて欲しいナンバーはいくつかあるのですが、その中でYouTubeにPVがアップされている曲を幾つか紹介してみたいと思うます。幾つかではなくて本当は全曲紹介したいのですが、ここでは泣く泣く割愛します_(´ཀ`」 ∠)_
是非聴いてみてほしいので何曲かYouTube貼り付けてみます。
「coral reef」
2ndアルバム「Quake And Brook」から。
これぞバンアパ、と言えるナンバー。
サンゴ礁の名前の通り熱帯でのリゾート?をイメージした楽曲に仕上がっています。
PVラストのほろ苦さと相まって印象的なナンバーですね。
「fool proof」
1stシングル「fool proof」から。
1stアルバム「K and His Bike」にも同様の楽曲がありますが、
若干Mixが違うので別の曲扱いということで...(;´∀`)
僕が最初にthe band apartを聴き始めたきっかけになったナンバーです。
その当時はorange pekoeやEGO WRAPPINなどのジャズチックな曲が好きでした。
ちなみに学生時代このシングルを友達に貸したら返ってこなくなったという逸話があります。
PVもノスタルジーに溢れた感じでGoodですね(๑•̀ㅂ•́)و✧
「Beautiful Vanity」
3rdアルバム「alfred and cavity」から。
この頃のバンアパは英字での楽曲しかリリースしておらず、邦訳が載ってた歌詞カードが手元になかったりするのですが、リリーズ当時はそこまで気に入っては居なかったけど聴くたびに段々好きになっていったという珍しいナンバーです。
「alfred and cavity」なら「led」「Circle And Lines」という曲も好きですね。
「tears of joy」
限定シングル「the Surface EP」から。
限定曲でありながらバンアパらしさが最も発揮されているナンバーだと自分では思います。
特に「ナ~ナ~ナ~ナ♪」以降のフレーズは「街の14景」の「仇になっても」など他の楽曲でも使われていたりするので本人たちの中でもお気に入りのフレーズだったりするのでは?と勝手ながら考察します(;´∀`)
「frower tone」
こちらも限定シングル「Surface EP」から。
タイトルや曲調こそバンアパらしからぬ可愛らしさはありますが、
歌詞はそれとは違い時代の犠牲者や奴隷になるなと歌っており、なかなかにロックです。特に最後のフレーズは「深い霧に、疑問の種は殺せない。その種を芽吹かせた時、君は燃える松明を見つけるはずさ」と締めていてその硬派さと曲調、タイトルのギャップにグッと来ます。
「I love you Wasted Junks & Greens」
アルバム「Adze of Penguin」から。
バンアパ史上最も長いタイトルの楽曲だったりします。
僕が初めて彼らのライブに行ったのがこのレコ発だったりするので、非常に印象深いですね。
その他新しいアルバムにも色々とお気に入りのナンバーはあるのですが、
今回はこのあたりで止めておこうかと。
***
全体的に「夏」をイメージした楽曲が多いのが特徴で、自分の夏に関する考え方が変わったのは彼らのおかげだったりします(*´∀`*)
これまで夏といえば汗かいたり暑いうだるような印象しかなかったのですが、なんというかそれにその時期にしか無い輝きが加わった感じはしますね。
余談ですが休日に彼らの曲を聴いてるとビールが飲みたくなってきます。
■クリーンなカッティングのギターの音が心地良い
バンアパの楽曲を特徴づけているスラップベースだったりクリーンなカッティング?のギター奏法はファンク・ミュージックなどでもよく使われていますが、あのような楽曲って聴いてて心地よかったりしますよね。
下記は世界で最も有名なファンク・ミュージックでは無いでしょうか。
この話を聞くと彼らはファンクやジャズ出身なのでは?と思われる方もおられると思いますが、実はメンバーは中学時代からヘヴィメタルのコピーなどをやっており、その実力が楽曲の端々に窺えます。
■同じ系統のバンドについて
彼らはその卓越したテクニックと楽曲センスでインディーズロックのトレンドを塗り替え、多数のフォロワーを生み出したと言われております。下記は、そんなフォロワーたちの中でお気に入りのバンドをピックアップしてみました。
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Sasquatch
穿った見方かもしれませんが、バンアパが居なければサチモスなどのクリーンなギターのカッティングの音色を活かしたバンドは生まれなかった可能性はありますね。
まとめ
まさか10年以上聴き続けるとは思いませんでした。
歳を重ねるたびに新しい魅力が加わっていくので、これからも追いかけていきたいですね。
レコ初ツアー、岡山にも来るそうなので早めにチケット取らねばと思います...!
以上、趣味全開のリリカルナタワゴトでした😃